マッピング(5回目)

ということで5回目のマッピングにいってきました。

残存聴力

今日は、マッピングの前に裸耳の聴力を検査しました(両耳)。

オージオグラムはもらえませんでしたが、画面で見た結果だけでいうと、手術した右耳は手術前とあまり変わらない程度で聴力は残っているようで、左耳もこれまで通りでした。ただ、右耳の音の聞こえ方がおかしくなっていて、音は聞こえるんだけど高い音も低い音も同じようにしか聞こえなくなっています。その点についてSTの先生と話をしたところ、「もしかすると音が聞こえているんじゃなくて振動を感じているだけなのかもしれないですね」と言われました。

うーん、自分としては確かに音が聞こえていると思うんだけど、振動を感じているだけといわれればそれを否定できるほど耳が良くないですからねえ(笑)。

ともあれ、この辺の話は、来月の診察の際に主治医と話をすることになりそうです。未だに若干の耳閉感が残っているので、おそらくそのせいなんじゃないかと思うんですけどね。残存聴力そのものについては、今の人工内耳で十分に聞こえてきているのでこだわりは少なくなりつつあります。 ただ、こだわらないならメドエルじゃなくてコクレアにしておけばMade for iPhoneな人工内耳を使用するチャンスがあったんだよなあと思うと、何とも複雑な気分です。

今更言っても仕方がない話なんですけどね。

マッピング

マッピングの方は、大きい音は通常通りに進み、その後に小さい音の調整を初めてやりました。

ただ、これは非常に私にとっては難しかったです。というのは、小さい音の調整は無音から徐々に音を上げていって初めて聞こえた時に「聞こえる」を指さす形でやるんですが、裸耳の聴力検査を久々にやったせいか、両耳とも耳鳴りが聞こえるようになってしまったため、どこで聞こえるようになっているかがさっぱり分かりませんでした。

それでもSTの先生の助けを借りながらなんとか調整しましたが、おそらくほとんど精度がない状態になっていると思います。それでも、小さい音を調整したところ、聞こえる音の範囲は確実に広がっているので、そんなに悪くないのかもしれません。

オージオグラムの方は、少しだけ上がって一応目標の範囲内にまで来ているということで、後は人工内耳の出力が現在85%程度なので、これを100%近くまで上げられれば、聞こえはさらに良くなるのではないか、というのがSTの先生の話でした。

バレーボール

マッピング終了後、仕事をこなしてから帰宅して、いつも通りバレーボールをしてきたんですが、今日は左の補聴器を持ってくるのを忘れてしまい、人工内耳だけでやることになりました。

音の方向性が分からなくなるかもということで両耳から音を入れてやりたいというのがあったんですが、人工内耳だけでも割と何とかなったような感じはします。やはり左の真横にいる人からの声は聞きづらいのは確かなんですが、スポーツをやっている最中は皆比較的大きな声を出しているので、気になるほどではなかったですね。

とはいえ、ヘッドバンドをしていてもいつ外れるかを常に気にしながらスポーツをするのはちょっと微妙なところもあるので、もう少ししっかり固定する方法も考える必要がありますね。メドエルは、RONDO用のヘッドバンドを出しているんですが、これはSONNETにも使えないのかなあ。

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