マッピング(8回目)

昨日8回目のマッピングをしてきました。

前回のマッピングでだいぶ安定してきたものの、高い音がどうしても響いたりして安定しないので、その辺を中心に調整しましたが、相変わらず小さい音の聞こえが良く分かりません。最初のうちはいいんですが、だんだんと耳鳴りなのか調整の音なのかが分からなくなってしまいます。

無理に聞こうとせずにリラックスした状態で聞こえない時は聞こえないという割り切りでやることが必要だと思うんですが、気持ちとして「聞こえている」という感覚を欲しがっているのは確かです。ここら辺をしっかり調整できれば聞こえてくる音の質も変わってくると思うので、地道にやっていきたいと思います。

調整自体は15分足らずで終了するんですが、調整直後のオージオグラムの数値が8000Hzだけ10dbとなってしまいました。最初のうちは、私が音を聞くやり方の調整を2度、3度とやりましたが、8000Hzを30db~40dbの範囲内へと下げようとすると隣の4000Hzも引きずられてしまい、40db以下に落ちてしまったため、最後はSTの先生が人工内耳だけ持って調整する形になりまして、5回目ぐらいでようやくすべての音が範囲内に収まりました。

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今回(左)と前回(右)のオージオグラム。だいぶフラットなグラフになってきたと思います。

マッピングが終わった後、次回のマッピングでは、左耳の補聴器の調整もやっていくという話になったので、ついでに両耳に人工内耳をする件について少し相談してみました。両耳に人工内耳をするメリットは

  • 音が立体的に聞こえること
  • より大きな音で聞き取れること
  • 音の方向性が分かりやすくなること

で、デメリットは

  • 感染症のリスクが倍になること(手術時だけの話なのか手術後も含めての話なのかは分かりません)
  • 手術費用がかかること(私の場合は保険適用ではありますが、更生医療の適用がなく、高額療養費のみの適用なので割とかかります)
  • 消耗品などの費用が倍になること

といったあたりだそうです。金銭的な負担に耐えられるのであれば、メリットの方が大きいですかね。まだ決めたわけではありませんが、次回のマッピングの際に、手術のスケジュールを相談してみる予定です。