両耳人工内耳にして1年経ちました

気がついたら年が明けてもう3ヵ月経っています。

前回の記事が11月ですから、もう4ヵ月前になるんですね。そして、両耳人工内耳になって1年が経ちました。

この数ヶ月は本当に何かブログのネタになるようなことがあまりなくて、両耳人工内耳という生活に私自身が慣れてきている感じがしています。何より大きいのは、聞こえなかったり聞き取れなかったりして落ち込むというシチュエーションがずいぶんと減ったのでストレスを感じなくなったことですね。

会議などでも、今現在議論になっている問題というのを大体は把握できていると思いますし、話を聞いてなくてアホなことを言ったりするということも減りましたね。もっとも、聞くのにある程度の集中力が必要なのは変わらないので、疲れていたり興味がなかったりすると途端に全然聞き取れなくなるのはこれまでと変わらないですが。

今回は、この4ヶ月間であったことをちょこちょことまとめてみます。

電池の件

artifical-ear.hatenablog.jp

前回の記事でえらく安く電池を購入したわけですが、電池の持ちとかはこれまで購入したものとほぼ変わらなかったです。私の場合だと1日12時間程度の使用で、3日程度(2日半かな)は持つという感じです。そして、大体の場合左側の方が右側よりも2,3時間早く電池がなくなります。

これは充電池使用の場合でも変わらないので、おそらくマッピングの出力の問題なんだろうと思いますが、全体的に持たないなあと感じることが多いので、この辺何とかして欲しいところではあります。

ちなみに、充電池と空気電池の使い分けは、平日仕事をするときは充電池を使用してまして、週末とか出張など朝から夜まで出かける場合には空気電池に入れ替えてます。それでも電池切れで何も聞こえなくなってしまうことはたまにあります。

FAX購入

固定電話が人工内耳にしてから困っているという話をしていたかと思いますが、その対策として、スマホで受けられるFAXというのを年末に購入してみました。

panasonic.jp

Wi-Fiさえあれば設定は簡単なのですが、結局この電話の受話器でもそこそこ聞き取ることができるので、スマホとの連携はあまり活用していません(苦笑)。

で、なんで固定電話だとうまく聞こえないのかを考えてみましたが、買替える前のFAX機器の受話器ってこんな形状でした。

ちなみにこれはヘッドセットだったりします(笑)。この記事を参照

こういう窪みがある形の受話器だと人工内耳のマイク部分にうまく当てることが出来ないけれども、スマホとか新しいFAX機器の受話器のようにフラットな形だと割と容易に当てることが可能なのかなと。

こうして、困っていた部分が徐々に解消されてきたので、あとは聞き取りの精度をもうちょっと上げられるといいんですがね。