マッピング(10回目)
気がついたら今年も残すところあと10日あまりとなりました。
手術して人工内耳を装着してからは3ヵ月ほど経ってますが、さしたる問題もなく順調な経緯なもので、書くことがどんどんなくなってきています(苦笑)。前回のマッピングから日常的な場面における聞こえの変化はあまりなくなっています。
ただ、映画を見に行ったりとか音楽を聴くようにするとかそういうところで日常会話とは別に聞こえについて考える機会はあったので、そこら辺はそのうちまとめようと思います。
マッピング
さて記念すべき(?)10回目のマッピングです。
が、今回は人工内耳の調整らしい調整はほとんどありませんでした。高音が相変わらず入りすぎているというのを下げただけ終了しました。音を聞いて調整するというのをやらなかったのは今回が初めてですね。それだけ安定しているということなんでしょうけど。
検査、検査、検査
で、今回のメインは、装着後3ヵ月を経過したということで、検査でした。
今回の検査はというと、
- 聴力検査
- 語音明瞭度検査(1音)
- 語音明瞭度検査(2音)
- 単語検査(静寂下、騒音下)
- 文章検査(静寂下、騒音下)
と盛りだくさんで、かつ聴力検査は、裸耳、人工内耳+補聴器、人工内耳のみでそれぞれ検査をし、語音識別検査は、人工内耳+補聴器と人工内耳でそれぞれ検査をしました。
語音明瞭度検査の1音、2音というのはほかに適切な言い方が分からないのでそのように書いてますが、要はかな1字の検査とかな2文字の検査をやったということです。かな2文字といっても言葉ではなく適当な組み合わせということだったんですが、少なくとも自分には全部「あ○(○には適当なかな1文字が入る)」と聞こえました。それが正しいかどうかも分からないんですが、問題は「あ」が最初に来ると次の音が「あ」に引きずられてしまって何言ってんだかさっぱり分からないということでした。
ちなみに正答率が50dbで60%程度だったようで、これは人工内耳+補聴器でも人工内耳でもどちらでもほぼ同じだったようです。いいのかどうかは分かりませんが、手術前の検査では補聴器着用で60dbで60%だから10db分は良くなっているということにしておきます(笑)。
そして、単語検査と文章検査ですが、これはその名の通り、単語と文章を聞いて、その通りに答えるというものです。単語の方は結果を聞きそびれましたが、文章検査は、静寂下ならほぼ100%だったのではないかと思います(細かい部分の間違いはあるかもしれませんが、文意を正しく捉えられたという意味で)。STの先生も少し驚いていましたしね。
騒音下になると言葉の一部が聞き取れなくなってしまいますが、これはある程度までは仕方がないと割り切りたいと思います。リハビリでどこまでを目指すのかというのはちゃんと話を聞いていないので分かりませんが、さすがに騒音下で100%の聞き取りを目指すというのは現実的ではないような気がしますしね。いや目指した方がいいんでしょうけど。
正確な検査結果は次回のマッピングで教えてくれるそうです。これをベースに語音識別のリハビリとかやることになるんですかね。
左耳の手術の日程
前回のマッピングの際に出した手術日の希望に対して、回答がありました。ひとまず3月の第1週を押さえてもらえたようです。
次回の主治医の診察が1月末なので、その時に確定させることになるのだと思いますが、なんか止めてくれる人が誰もいないままにどんどん話だけが進んでしまっているような感覚に襲われていまして、本当に両耳人工内耳にした方がいいのかどうか、少し考えています。
でも自分のQOLを考えた時にどうするのがベストなのかという話なので、自分で決めるしかないんですけどね。