手術から1ヵ月
早いもので手術してから1ヵ月が過ぎました。音入れしてからは3週間ですね。
体調面は特に問題は出ていません。舌の感覚がおかしいのはまだ続いていますが、味覚自体は問題ないので気にしないようにしています。
人工内耳をつけた生活にもだいぶ慣れてきました。最近は、左耳に補聴器をせずに仕事をしていることも結構あります。今日もそうでした。
4回目のマッピングをしてからは、「ポンポンポン」もあまり目立たなくなってきたので(それでもまだ聞こえることはあるんですが)、静かな部屋での少人数の話し合いなどでは人工内耳だけで割と聞き取れるようになってきたような気がしています。まあ「気がする」というレベルで、何パーセント聞き取れているかといえばおそらく50%以下だとは思うんですが。
今日も午前と午後と会議がありましたが、そんなに聞き返すこともなく対応できたと自分では思っています(あくまでも自分では、ですが(苦笑))。ただ、マスクをした人と話をするのはまだまだ難しいようです。音量が上がっている分、補聴器時代よりはマシになったかなという程度ですね。音を言葉にするための訓練っていうのを何か始めていかないといけないかなと感じています。朗読CDとか聞けばいいのかな?
そのほか、人工内耳に入ってくる音に関して最近感じたことは、
- 体温計の「ピッピッピッ」という計測終了の音が聞こえるようになった
- 外を歩いていると鳥の鳴き声らしき音が聞こえるようになった(「ジッジッジッ」って感じの音)
- 以前よりもテレビが大きな音で入ってくるようになった。でも聞き取れるのはごく一部
- 高音が刺さって聞こえるようになってきた。ちょっと不快。
- 場所によっては、クーラーがまわっている音がすごくうるさく感じることがある。
- 外だと何かしら音が鳴り響いているのが聞こえるんだけど、何の音なのかはよく分からない(耳鳴りではないはず)
というようなところです。聞こえているんだけど何の音だか分からないというのが最近は増えてきています。あと、これまで聞いてた音の質が少し変わってきたような気もしています。車のエンジン音とかなんですけどね。ただ、音入れして3週間で人工内耳だけで過ごせるとは思っていなかったので、そこは順調なんでしょう。主治医の先生もSTの先生もそういってたし。
そういえば、電池の持ちが短くなったというのがありましたが、DLコイルを交換して以降は元通りになりました。やはり故障だったようです。昨日メドエルに送ったので、次回のマッピングまでに交換品が届くといいんですけどね。