マッピング(2回目)

今日は退院後初めての主治医の診察と2回目のマッピングでした。

診察

術後の経過としては全く問題ないとのことで、私が耳閉感について聞いたところ、1ヵ月ぐらいはそういうこともあるかもしれないので気にせずにということでした。

よくよく考えてみたら、まだ手術から2週間しか経過していないので、まあそういう部分での違和感はまだまだ残っていてもおかしくないというべきなんでしょうね。舌も味覚障害まではいかないけど、なんか変な感じは残っていますしね。そういえば、音入れしてからは耳鳴りがあまり気にならなくなったよう感じもしますが、低周波のファンの音なのか耳鳴りなのか分からないというような感覚はまだあります1

耳閉感があろうがなかろうが、人工内耳で音を聞く分には、鼓膜から内耳へ音を通す必要はないので、もはやあまり関係がないんですが、私が気にしているのは残存聴力が果たしてどれぐらい残ったんだろうか、ということです。手術直後の検査では低音部が80dbほどということだったんですが、現状人工内耳をしていなければ補聴器をしても裸耳でヘッドホン着用で最大ボリュームにしても音はかすかにしか聞こえません。しかも低音が全然で高音の方が聞こえている感じです。

まあ残るか残らないかは半分ぐらい運のような気もしているので、もう少しのんびり構えていきたいと思います。

あ、あと引き続きカルボシステインとタリオンとナゾネックスの処方を受けております。

マッピング

STの先生に前回のマッピングの感想を聞かれたので、概ね以下のようなことを話しました。

  • 音がとにかく小さすぎる
  • 高音部分が、「ポン、ポン」とか「ポポポポ」と聞こえるためにそれに引きずられて全体がぼやけてしまう
  • 小さい音が聞こえづらい
  • リモコンのボリューム調整が分かりづらい

まあこれまでブログに書いてきた通りのことですね。音が小さいのはその通りに設定したから別に問題はないので、今回は音量を上げていきましょうということで、主に大きな音のマッピングを行いました。つまり、小さい音に関しては手をつけずに大きな音の聞こえだけを調整しました。

まだ2回目でいうのもなんですが、メドエルのマッピングは、「うるさい」と「大きい」の間で閾値を出しているようなんですが、「中ぐらい」「やや大きい」「大きい」辺りの違いは率直にいってまだよく分かりません。だいぶ適当です。「うるさい」にしても、鼓膜から音を聞いていた時は耳に刺さる音で頭が痛くなる感じがしますけど、人工内耳だと脳が直接音を聞いているせいかそこまで不快感を感じません。さしあたっては、「不快まではいかないけど大きすぎるな」と感じた時に「うるさい」にしていますけど、「これ以上音を聞くのは耐えられない」と感じた時にした方が良いのかもしれません。

ともあれ、そんな感じで今回は30分ほどで一通りマッピングをして、検査室を出て少し外を歩いて聞こえを確認してから聴力検査をしました。今回の結果はこんな感じで、全体的にフラットな聞こえになったようです。自分ではよく分からないですけどね。

変更されたマッピングで一日を過ごしましたが、まあまあ聞こえてきたかなという感じはします。まだ会話は補聴器の時のようにはいきませんが、リモコンでボリュームを上げなくても、ある程度音が入ってきているので慣れていけば少しは会話できるかもしれないなというところでしょうか。

次回のマッピングは来週の火曜日なので、それまでどんな風に聞こえているかはまた書いていきたいと思います。


  1. これは今日の診察で言い忘れました。いつから運動していいかの確認をするのもそういえば忘れてました。まあ順調なので今週からボチボチ体を動かしていきたいですね。