主治医の診察(両耳人工内耳について)
音入れしてから2ヵ月ほど経過しましたが、音の聞こえ方はだいぶ安定してきたと思います。
最近は、左耳の補聴器全く装着していません。左耳から音が入ってこなくても生活面では問題を感じなくなりました。それで、耳の中に何も入れないなら耳を出してもいいかなということで、何十年振りかに髪の毛を切ってさっぱりしました。
補聴器をするようになってからは髪の毛で耳を隠して生きてきたので、これだけさっぱりすると全く別人のようで、切ったのは先週の木曜日でしたが、今日までの10日で会う人すべてにイジられてました(笑)。でも写真で見て分かるように、人工内耳はほとんど見えないので、皆さん口を揃えて「なんで切ったの?」と言われまてました。補聴器しなくなったから、などと正直に答えるつもりはなかったので、適当に誤魔化してましたが、見た目の印象は悪くないようでまあまあ良かったです。
今週の水曜日に主治医の診察がありました。
主治医の診察終了。経過が順調なので診察というよりは雑談に近い感じになってきているんですが、来てすぐ診てもらえるのでありがたいです。
— Masaki_ci (@cochlear23) 2017年11月8日
経過は順調で手術跡の方も全く問題がないということで、10分程度話をしましたが、ほぼ雑談でした。右耳の裸耳の聞こえが聴力レベルとは別に何かおかしいという話もしましたが、電極を蝸牛に入れる以上、裸耳での音の聞こえ方が変わるのはあり得る話だということでした。今となっては残存聴力を気にする必要もほとんどなくなってまして、経過が順調であるということは本当にありがたいことです。
また、聞き取りに関しても、
マイクでの呼び出し(2回)が特に意識しなくても聞き取れたし、マスク越しに喋る主治医(わざとそうしている)の言葉もほぼ聞き取れたので、慣れれば慣れるほど良くなって行きそうな感じは間違いなくありますね。
— Masaki_ci (@cochlear23) 2017年11月8日
と、こんなツイートをしていますが、本当に実感として聞こえてきているような気はしています。もちろん100%聞き取れるというようなことはなくて、せいぜい60%ぐらいだと思うんですが、それでも話の流れや読話でフォローできる部分も多いので、人と会うのに無駄な緊張をしなくてもよくなりつつあります。もちろん状況にもよるんですけれど。
また、診察の際にはこんな話も出てました。
その雑談の中で、両耳人工内耳も検討してみてはと言われたので、ちょっと考えみようかな。
— Masaki_ci (@cochlear23) 2017年11月8日
右耳の手術の前に主治医からは、両耳が保険適応で手術できるということ、両耳に手術をする場合、一方の耳を手術してからどれぐらい期間を空けるかについては特に決まりなどはないということは聞いてまして、それに今回の話を合わせると、私が希望するならいつでも手術はできそうな雰囲気ではあります。
この日の話で聞いたのは、両耳にした方が聞こえの安定感が増すということで、特に音が聞こえてくる方向への理解が容易になるということでした。これは補聴器を長年両耳に装着してきて実感していることでもあるので、全くその通りだと思います。
なので、あとは自分の決心次第というところでしょうか。高額療養費の限度額認定証が来年の6月で切れるので、取り直すのも面倒なのでそれまでに受けてしまうのがいいかというのはありますが、仕事のタイミングなどもあるのでもう少し考えてみようかと思ってます。
次回の主治医の診察がほぼ3ヵ月後なので、それまでに決める形になりますかね。