マッピング(7回目)

早いものでもう11月ですねえ。手術をしてから2ヵ月ほど経過しました。

月曜日に7回目のマッピングをしてきました。

6回目のマッピングから一週間足らずなので、本当は来週の主治医の診察の際についでにと考えていたんですけど、STの先生の予約が入っていて対応が難しいということと、私自身の都合もなかなか合わなかったので、そこはまあ仕方がないということで早めにやることになりました。

で、前回に引き続いて小さい音の聞こえの調整をしていくんですが、相変わらずよく分かりません。STの先生は「とにかく聞こえたら教えて下さい」と言うんですが、聞こえてくる音が耳鳴りなのか調整音なのかを判別するのが非常に難しいです。一つの工夫として、今慣らしている音を大きくしたものを最初に聞かせてから、同じ音が鳴ったら教えて下さいってやってもらったんですが、それでもまだ難しいですね。

なんでうまく聞き取れないのかは私にもよく分かりませんが、マッピングの直前まで普通に人工内耳を装着して過ごしていると、外した時に何か頭がボーッとする感じがあるので、そのせいで小さい音にうまく反応できていないのかもなあと感じています。要するに脳が疲れてしまっているのかなと。

音量の方は前回と同様に95%のところをキープしています。本当はもう少し音が小さくてもいいかなと感じているところはあるんですが、外に出た時の環境音などが「耐えられない」というレベルではないので、まあいいかなと。

一度調整してから聴力検査をしたところ、250Hzと8000Hzが25dbにまでなっていました。

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一度目の調整時のオージオグラム。25dbとか初めて見てちょっと嬉しかったんですけどね。

さすがにこれは音が入りすぎているということで、この辺の音をもう一度調整したところ、全部の音が30dbから40dbの間に収まったので、それで今回は終了ということになりました。

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再度調整した後のオージオグラム。だいぶ平坦になりました。

全く聞こえなかった過去からすれば、これだけ音が入るということはものすごいことなので、別に25dbでもいいんじゃないですかってSTの先生に尋ねてみたんですが、小さい音が聞こえすぎても言葉の聞き取りにはあまり良くないということで、この病院では30dbから40dbの間に収まるように調整しているんだそうです。

確かにこれだけ聞こえれば十分ですし、割と騒音に関してうるささを感じているのでこれ以上聞こえすぎても困ることの方が増えるんだろうなというのは分かるんですが、まあ可能性を考えたらどこまで行けるのかなということには興味があるので、聞こえが安定してきたら一度試してみたいなあと思ってます。