難聴について(その1:難聴診断〜高校まで)

難聴となってから30年以上経過しています。

初めて聴力検査にひっかかったのは小3のときで、それまで自分自身も周りの人間も耳が悪いという意識はまったくなかったと思います。唯一関連する記憶としては、小1のときだったと思いますが、国語の朗読の時間に先生から発音が悪いと指摘されたことぐらいでしょうか。

聴力検査の後に耳鼻科に通っていましたし、薬も飲んだ記憶がありますが、特に良くはならず、かといって悪くなったということもなかったように思います。この時期は補聴器もせずに普通に生活してまして、ただ単に耳が悪いという状態がずっと続いている感じですかね。

実際のところ、日常生活における会話なども、聞き返す頻度はそれなりにありましたが、会話がまったく成り立たないというレベルとまではいっていなかったので、ある程度までは話を聞きとれていたんだと思います。とはいえ、全く影響がなかったわけではなくて、学校では席を一番前にしてもらっていたというようなフォローは普通にしてもらってました。逆にいうとその程度でなんとかなっていたということですね。

小中高と部活でバレーボールをしてましたが(中学の一時期はバスケットボールも)、難聴だからということで特に配慮された記憶はなかったですね。

もっとも、友達には耳の悪さをからかわれていたりもいたし、下手すればイジメかもと感じることも多くて、それなりにしんどかった面もあるけど、それで登校拒否になるということもなく、高校時代にはなるとほとんど気にならなくなっていました。

小学校時代から今に至るまで、友達はあまり多くなかったですが、それは耳のせいとうよりも内向的な自分の性格の所以なのではないかと思ってます。でも、割と一人でいることを好むのは耳の悪さが影響しているかもしれません。

長くなったのでその2に続く…