久々の更新

最近の人工内耳との日常

「あと1週間で手術して1年」と書いたのが2ヶ月前。

で、何事もなく1年を経過し、特にお祝いをすることもなく、そのまま日常を過ごしておりました。自分の中では人工内耳だからという特殊な感覚はもはや抜けてきていて、補聴器をしていた頃と同じような感覚に近くなっているので、

朝起きる→人工内耳を装着する→普通に過ごす(途中で充電池の交換あり)→風呂に入る前に人工内耳を外す

というのが完全にルーティンになっています。週末など家から出ないときは朝起きてからしばらくつけていないこともありますが、出かけるときは必ず装着していますし、騒音が大きいところでも外さないですね。

私の場合、補聴器で鼓膜を通じて音を聴いていた頃は、あまりにも大きな音になると耐えられなくなるので補聴器の騒音抑制機能に随分と助けられてきましたが、人工内耳で鼓膜を通さずに脳で直接音を聴く場合は、どんな大きな音でもそこまでしんどくならないので、非常に楽です。

ただ、大きな音ではなくて、今までは聞こえていなかった音が聞こえるようになってきたことで、そこにうるささを感じることはままありますね。その場合もリモコンでボリューム調整をすることなしにそのまま過ごしていると、それ以上イライラすることもないので慣れると気にならなくなっているようです。

診察とマッピング

診察

前回の診察の際に3ヶ月後ということで10月に診察の予約が入ってきたので行ってきたのが2週間前。

3分ほど耳の状態を診てもらいまして、特に問題はないということで次回の診察は半年後となりました。

先日質問に回答しましたけど、本当に手術後の耳周りの肉体的な痛みとかそういうのは全くないですし、耳鳴りも人工内耳を装着している間はほぼ気にならないですし、装着していないときの耳鳴りもそこまできつくないので、私に関して言えば運がよかったんだろうなと思います。

耳を見てもらってからの雑談の際に、ふと思いついて遺伝子検査のことを聞いてみました。話は聞いていたけどやっていなかったですと話したところ、希望するなら保険でできますよということだったので、次回の診察までにどうするか考えることにしました。

ま、私自身が遺伝でそうなったかどうかということにはそんなに興味はなくて、もし自分にそういう遺伝子があったら、娘(健聴)が将来子供を産むかもしれないことを考えて伝えておいた方が良いかなという程度の話なんですけどね。

マッピング

もはやマッピングはしていないんですけどね。リハビリって書いた方がいいのかもしれないですが、リハビリという何かをしているわけでもなく、検査があるときは検査をして、あとはSTの先生と雑談しているだけの時間はなんて言ったらいいんでしょうねえ‪(笑)‬。

で、9月に右耳が1年経ったということで検査をしました。

検査は午後からだったんですが、前日夜更かしをしていたため、当日は朝からずっと眠い状態でした。その状態で検査を受けたところ、自分でもはっきりわかるぐらいに聞き取れなかったのでちょっと笑ってしまいました。STの先生も首を傾げていましたが、流石に眠いのでとは言えなかったので、「今日は調子が悪いです」と言ってごまかしました。それでも検査結果は、前回と比較するとだいたい1割程度のダウンだったので、そこまで悪くはなかったんですけどね。

ちゃんと聞こうとするとやはりある程度の集中力を必要とするので、眠くなったり疲れたりすると途端に聞き取り能力が落ちてしまうのはなんとかしたいところではあります。