診察とマッピング(左:5回目)

木曜日に主治医の診察、金曜日にマッピングというかリハビリというか検査をそれぞれ受けてきました。

診察

朝一で予約してあったのにもかかわらず、呼ばれたのは予約時間の1時間後でした。これまではそんなに待たされなかったので、呼び出しのアナウンスを聞き逃していたりしてないかなと若干不安になりましたが、実際にはそんなことはなく単に混んでいただけのようです。

診察自体は、これまでで何か気になるところがあればそれに対応するということのようで、私は髪の毛を洗うときに、手術跡の周りにかなりのかゆみを感じているので、ちょっと見てもらいましたが特に問題はないようです。

ということで次回も3ヵ月後で予約して終了。おそらくその次からは半年ごととか1年ごととかになりそうな気がします。ただ、何が起こるかは分からないので、1年ごとになるとしても通院自体は継続する必要があるみたいですね。

1年後の予約なんて覚えていられるのかなあ(苦笑)。

マッピング(左:5回目)

人工内耳のリハビリは、機器調整としてマッピングがメインになるということで、これまでマッピングと題して書いてきたんですが、最近は全然調整してもらっていません。

いや、もちろん、私の方から聞こえてくる音に不満なり要望なりがあれば、それに対応してくれるのは間違いないんですが、最近そういう話をあまりしていません。左耳の低音が籠もった感じになっているのが現在気になっているんですが、これも調整してくれないと困るというレベルの話ではないのでそのまま放置しています。

検査内容

ということで、今回は両耳に人工内耳を装着した状態で検査をやりました。検査内容は以下の通り。

  • 語音識別検査(1音)
  • 語音識別検査(2音)
  • 単語検査(静寂下・騒音下)
  • 文章検査(静寂下・騒音下)

検査結果

  • 語音識別検査は2音だと5割ぐらい。1音だと7割ぐらい。

とにかくこれは苦手です。聞いていて全く分からないのが分かるというぐらい苦手です。全部母音の方に引きずられてしまうので、何言っているのかさっぱりです。こういうのは訓練次第で何とかなるんでしょうかねえ。

  • 単語検査、文章検査はいずれもかなりの好成績

単語検査、文章検査とも静寂下ではほぼ完璧に、騒音下でも8割以上聞き取れていたようです。毎回同じCDを使っているからいい加減暗記してしまったのではないか、と自分自身に対して疑念を持ちましたが、いま検査で何を言ったか思い出そうとしても思い出せないので、やはりちゃんと聞き取っていたようです。

今回騒音下の検査の際に感じたのは、騒音は確かに騒音として聞こえてくるんですが、検査用の単語や文章は騒音と同化することなく、くっきりと言葉として浮かび上がってきているなということでした。騒音が後ろに行って言葉が前に出てきているような感じでしょうか。実際のところ、騒音下での会話もある程度できるようになってきているので、もしかすると、人工内耳でもカクテルパーティ効果を感じることは可能なのかもしれませんね。

リハビリ終了?

STの先生から、これぐらい聞き取れていれば日常生活で困ることはそんなにないだろうし、訓練という形で何かをやる必要もほとんどないので、定期的な通院は終了ということにして、あとは診察の際とか気になることがあればその都度来てもらうとかいう形でもいいですよといわれたんですが、その都度予約を取るのも面倒なので、ひとまず2ヵ月後に予約を入れておきました。

完璧を目指すなら語音識別検査の成績向上を狙って何かしら訓練をすべきなんでしょうが、日本語のリハビリとしてはもう十分なレベルに来ていると思うので、次は外国語のヒアリング能力の向上を目指す方向で行きたいなと思います。