マッピング(11回目)

新年明けましておめでとうございます。

年末年始は実家に帰省していて、戻ってきたらいきなりインフルエンザになってしまったので幸先の悪い出だしになってますが、今年もよろしくお願いします。

マッピング(一段落?)

さて、もう一昨日の話になりますが今年初めてのマッピングで病院に行ってきました。

ただ、今回は最初に人工内耳装着状態での聴力検査をしたところ、すべての音域で30db~40dbの範囲に収まっていたので、インプラントの通電状態を確認しただけで、マッピング自体はしませんでした。STの先生によれば、ひとまず調整はこれで一段落ということで、今後しばらくは私自身の希望があればその都度調整していくとのことで、しばらくは主治医の診察の際に確認しながらということになりました。あ、それから人工内耳+補聴器で1音の語音明瞭度検査もなぜかもう1回やりました。STの先生はどうしても人工内耳+補聴器を利用して欲しいらしいんですが、実際のところ聞きづらいのでほとんど使ってません(苦笑)1

最近は人工内耳の聞こえについてまとめることもあまりなくなりましたが、まあ1対1での会話には初対面の人とか出なければそんなに困らなくなったかなあという感じはしています。細かいことをいえば音にもう少し明瞭度が欲しいという話はしましたが、左耳の手術を控えていることもあるので、それが終わってからまたいろいろと調整していくことになるのかなあと。

検査の結果

それで、人工内耳の調整は5分足らずで終わったので、後は前回のマッピングの際に行った検査の結果について説明を受けました。

artifical-ear.hatenablog.jp

前回の検査内容は

  • 聴力検査
  • 語音明瞭度検査(1音)
  • 語音明瞭度検査(2音)
  • 単語検査(静寂下、騒音下)
  • 文章検査(静寂下、騒音下)

で、裸耳、補聴器+人工内耳、人工内耳でやりましたが、主に人工内耳での結果を中心に話を聞きました。

語音明瞭度については、60db(通常の会話レベル)だと大体70%程度で、ボリュームを下げていくと10%程度で成績が落ちていくようです2。一番小さい音(40db)だと50%ぐらいだったかな。単語検査は静寂下で85%、騒音下で60%、文章検査は静寂下98%、騒音下70%程度という感じでした。

全体的に見れば悪くない結果だとSTの先生には言われました。自分としても現状はこんなもんかなという感じではあります。それでも静寂下での文章検査は検査の時から「うわー、すげーよく分かる」という感じでスゴく嬉しかったので、その実感通りの結果が出たことに対しては素直に喜んでいます。

今後は半年ごとに検査をしていってより良い成績を目指していくということなんですが、人によっては悪化することもあるという話でした。そうならないように、何か聞き取りのための自主訓練でも考えていかないとなのかな。朗読CDでも購入すればいいんだろうか。語音明瞭度は全く自信を持って答えられないので、そのための訓練の方法が何かあるのか次回にちょっと聞いてみることにします。後は英語のヒアリングの練習も個人的には始めたいと思ってます。

左耳の手術は確定したのかしてないのか

最後に左耳の手術に関しての会話

私:「そういや、左耳の手術の日程って、もう確定って感じなんですかね?」

ST:「日程自体は、前回お話ししたとおり、3月第1週を確保してありますね」

私:「でも主治医の先生と最後に話したの11月だし、本当に決まっているのかどうか不安なんですけど」

ST:「まあ、手術のスケジュール表(紙)にはちゃんと書きましたし、先生にもお話しして『うん』って言ってましたから大丈夫だと思いますけどねえ」

私:「(『うん』って返事それだけかい!)まあ月末の次回の診察の際に話は出るんでしょうね」

ST:「あ、もしかしたら先生忘れているかもしれないから、自分から言った方がいいですよー(笑)」

私:「はあ、わかりました(苦笑)」

こんな感じで日程が決まるというのも病気の治療のための手術とは違うからなんでしょうけど、まあアバウトすぎて不安になりますね。これで次回主治医の診察を受けたら、もう決まっているものとしてさっさと検査入れられちゃうんだろうなあ(苦笑)。

こんな話ができるのも、今が順調だからこそ、の話で、次回も同様に行くわけではないので手術するまでに体調を整えるなり必要なことをしておかないとね。

実家から帰るときのお供に買った弁当。これで出身がわかる人はどれぐらいいるのかな。


  1. でも「週1ぐらいで使ってます」とか適当に誤魔化しています。ごめんさない。

  2. 前回の記事では「50dbで60%」っていわれたと書いてあるんですが、多分3回やったので、60db、50db、40dbでやったのではないかと思ってます。それなら辻褄が合うので(笑)。ま、こんなところでもまた完璧に聞き取れているわけではないというのがよく分かりますね(苦笑)。