環境音の聞こえ方
以前Twitterでこんなことをつぶやいていました。
人工内耳装着者の環境音認識能力と会話識別能力の相関性についての論文かな。
— Masaki_ci (@cochlear23) 2017年9月17日
The Relationship Between Environmental Sound Awareness and... : https://t.co/Kvqc61M2Sv
中身は読んでいませんが、要するに環境音を認識する能力が高ければ、会話の識別能力も高いということの相関性を検証しているようですね。会話だけじゃなくていろんな音を聞き分けられることが重要になってくるということなのかもしれません。
— Masaki_ci (@cochlear23) 2017年9月17日
われわれが住んでいる世界は、結局のところさまざまな環境音に満ちているわけで、感音性難聴を抱えている場合、聞こえてくる音が環境音なのか言葉なのかを識別することができるかどうかが非常に重要になります。耳鳴りがある場合には環境音と耳鳴りと言葉が混ざって聞こえてくるのでさらに困難を伴うことになります。
なので、環境音を環境音として意識の外に持って行くことをどれぐらい脳が学習できるかが、言葉を聞き取りやすくなるためには重要なのかなと思っています。
そういう観点から現在の自分の状況はどうなのかというと、端的に言うとアナログ補聴器のようにすべての音が増幅されて聞こえている状態で、外に出ると相当にうるさいです。そして環境音そのものがそんなに綺麗に聞こえていません。例えば、車が走っている音とクーラーの室外機の音とが同じように聞こえますし、コンビニのBGMなんてただのノイズです。自分の車に乗っている時のエンジン音は少し音が変わってきましたが、そうやって運転している時に例えばラジオを聞いてみるとその音は車のエンジン音と混ざってうまく聞こえなくなります。
今日は点検に出していた車を受けとった後、バスで地元のイオンモールに行ってきました。
車を受けとる時に、たまたま友達がいたので、工場の騒音の中で少し話をしましたが、以前はちょっと聞きにくいしゃべりをすると感じていたのが割と聞き取れました。バスの中はとにかくエンジンがうるさいし、アナウンスは基本女性の声で音が高めなので耳に刺さって聞き取りづらいです。
そして、イオンモールははすべてがうるさいとしかいいようがないですね。それでも、向かい合っていれば人の話を聞き取ることは割と楽にできます。まあ家族だからでしょうけど。
まあとにかく、いろいろなところへ出かけていろいろな音を聞いていくのがリハビリだと思って環境音という名の騒音に慣れていくしかないのかもしれません。