マッピング(4回目)

ということで、仕事の合間にマッピングのために病院行ってきました。

DLコイル

マッピングの前にDLコイルのLEDがつかなくなってしまった件についてSTの先生に相談したところ、メドエルの方に問い合わせてくれまして、無料で交換してもらえることになりました。自分で送付しなければならない手間があるとはいえ、無料で交換してもらえるのは大変ありがたいことで、メドエルさん、ありがとうございます。

交換品は病院の方に送られてくるらしいので、さしあたってということで、病院にあるスペアかなんかに交換してもらいました。電池の持ちがこれで改善されるならば、原因はDLコイルの故障ということになるんでしょうね。

よくよく考えてみたら、マッピングの内容変えただけで電池の持ちが悪くなるようなら音量上げる(=流れる電流量が増える?)のはそう簡単にはできなくなりますしねえ。

マッピング

そんなこんなでバタバタと30分が経過した後にようやくマッピングを開始しました。

今現在は、「ポンポンポン」という音が重なることに悩まされていて、それが小さい音が原因なのではないかと考えたのは前回のエントリに書きましたが、その点についてSTの先生に聞いてみたところ、今はまだ大きい音に関する調整がメインで、人工内耳装着時の聴力が大体30dbから40dbの間で安定するようになったら小さい音の調整をしていくということで、今回も大きい音の調整をメインでやりました。

何度やっても「大きい音」と「大きすぎる音」の区別がつきにくいので、どうしたもんかという感じですが、今日STの先生と話をして思ったのは、「我慢できるかどうか」が一つの目安なのかなということですね。ここ数回のマッピングでは、一通り調整を終えた後にさまざまな楽器を鳴らしてもらって不快かどうかを確認するんですが、私の回答は「うるさいけど耐えられなくない」ということでつまり「我慢できる」わけです。

これは補聴器をしていた頃からそうなんですけど、とにかく音を大きくして欲しいというのが要望として常に優先してきました。補聴器で音を増幅するということは必然的にさまざまな雑音あるいは騒音もより大きな音で入ってくることになるわけですが1、それは音を大きくしてもらうことの代償として受け入れてきた結果、そういった騒音にかなり慣れているんですね。慣れているので、うるさいのはうるさいんですが我慢できないほどではないという感覚になってしまってます。しかも、人工内耳だと鼓膜からは音が入らないので、余計にその許容範囲が上がってしまっているような気がしています。

ともあれ、水曜日が診察日でまた病院に行くので、その時まで高い音を大きくした状態で様子を見てみましょうということで今回は終了しました。オージオグラムも毎回取ってますが、今回は8000Hzだけ上がっていて、ほかは前回とほぼ同様という結果でした。とはいえ、これまでは聞こえているのか聞こえていないのかイマイチ自信がないままに押していたのが、今回はきちんと聞こえた音に対して押せたので、この結果自体にはそんなに悲観してません。

聞こえる音の大きさにはそんなに不満はないので、後は音の高低のバランスが取れれば、もう少し聞きやすくなっていくのかなと思います。

今回のオージオグラム。赤印はSTさんが書いてくれた前回の数値ですが、確かにずいぶん上がってます。


  1. もっとも最近の補聴器だと騒音抑制機能が向上しているので、この辺はだいぶマシになってますけどね。