参考資料

今日は特にネタがないので、参考資料の紹介でもします。

私が人工内耳という選択肢を知ってから手術を受けるまでが大体2ヵ月ちょっとですが、手術を受けること自体は、割と早く決断したと思います。問題はどこの病院で受けるかということだったので。

そうはいっても、頭の中に異物を入れるわけなのでそれなりな不安があったのも確かで、6月から7月にかけては、人工内耳関係のブログやウェブページなどをひたすら回覧する日々でした。

ただブログというのは、私が書いているものも含めて個人の体験談にすぎないわけで、もう少し専門的なことを知りたいと思っていたんですが、医師などの専門家による記事はあまりネット上には出てこないので、本を探して見たところみつけたのがこれです。

これは耳鼻咽喉科及び頭頸部外科のジャーナルということで間違いなく耳鼻科医などの専門家向けのものです。Amazonをリンクしていますが、実際に購入したのは、出版社である東京医学社からです。

目次を見れば分かると思いますが、Q&A方式で書かれているのと、一記事が短めなので興味のある方であれば一般の人でも十分に理解できると思います。私が知りたかったことは大体この本で理解できましたし、手術に向けての不安も大部分解消できました。

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このほか、病院に対する不安の解消としては、よく新聞社系の出版社が出している「病院の実力」みたいなものを立ち読みしてました。購入していないのに書くのもなんですが、一番参考になったのは、この本でした。

病院の実力 目・耳・鼻の病気 (YOMIURI SPECIAL 103)

病院の実力 目・耳・鼻の病気 (YOMIURI SPECIAL 103)

これは、最後の方に耳鼻科系の典型的な手術(鼓室形成術とか人工内耳とか)の実施件数を掲載してまして、それを見て、ある程度手術の件数があるということは経験があるはずだから信頼してもいいのではないかという一つの指標にしました。ただ、実際のところでいえば、こういった本なりは読みましたが、それを鵜呑みにすることはせずに、最終的には、主治医が自分自身にとって信頼できる方かどうかで決めるべきだと思います。

私の場合は東京で受けるか地元で受けるかというのがあったわけですが、地元で受けることに決めたのは、やはり主治医の先生が信頼できると感じたからでした。もし主治医とのやりとりの中で何か違和感というか不快感があったならば、無理してでも東京で受けていたかもしれません。

結論からすれば、手術に関していえば地元で全く問題なく受けられたし、後遺症のようなものも現時点では何もないので良かったです。

ご参考までに。