音入れ

手術して10日で音入れをしました。

最初、小さい音と大きい音との範囲を決める時に全く音が入らなくて焦りましたが、磁石が弱かったのが原因だったようで、音入れの作業中はヘッドバンドをしながらになりました。その後は割と順調にいったのかな。

で、実際に音を出してもらいました。

どんな感じかというとこれが説明しづらいところで、声自体は割と普通に聞こえるんですが、音がどうも小さいんですね。で、ボリュームを上げてもらうと、今度は高音部分がえらく響いて聞こえてくるのと、音自体が「ポン、ポン」ってそのままの音でで入ってくるので聞きづらい状態でした。そして、低音もあまり入ってこない感じがするんですよね。要するに全体としてのバランスが良くない状態でしょうか。

とはいえ、良く言われる機械の声が聞こえるということは全然なくて、人の声の違いぐらいは全く問題なく聞き分けられました。人工内耳のみでの言葉の聞き取りはまだ全然ですが。ただ、ボリュームを大きくしなくても音と声ぐらいは聞こえているような感じもしたので、これが人工内耳の効果ということなのかもしれません。補聴器だと聞こえなかったらとにかくボリュームを上げるという方向に行きがちでしたからね。

STの先生いわく、高音をずっと聞いてこなかったので、高音をどう扱ったらいいか脳が慣れていないのが原因なのではないかということで、これから頑張ってリハビリを重ねていくことが必要なんでしょうね。

人工内耳を装着した状態での聴力検査はこんな感じでした。

これもあまり聞こえている感じではなかったんですが、最初にしては悪くないようで、これからリハビリで30dbぐらいまで上げていければ良いんじゃないかということでした。

音入れ終了後、奥さんとメシ食って帰ってきましたが、まだまだ周りの音や声を聞き取ったりすることは難しいので、本当にこれからのリハビリが勝負になるんでしょう。

でも、装着して今この時点で3時間ほど経過してますが、ちょっと聞こえ方が変わってきているようでもあり、とにかく装着を継続すれば脳が学習することで何か変わってくるのかもしれません。

次回のマッピングは来週水曜日ですが、それまで我慢できなければ、月曜か火曜にちょっと話をしに行ってこようかとも思ってます。

しかし箱デカいですね…。